製造業なのに営業利益率54%のキーエンス!! だけど株主が黙っていないワケ

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「営業利益率54%」キーエンスに株主反発のわけ | IT・電機・半導体・部品
「合理的な会社なのに、合理的な説明が聞こえてこない」今年7月、外資系機関投資家のアナリストが長年の不満を訴えた。矛先は高収益・高年収企業として知られるキーエンスだ。6月に行われたキーエンスの株主総会の…

6月に行われたキーエンスの株主総会は波乱だったようです。

普通に考えたら、営業利益率54%なんて数字は簡単に達成できるわけでもなく、
株主であれば喜ばしい数字です。

しかし、キーエンスの株主たちは剰余金の処分に68%、
取締役の選任には71.6%とかなり低い水準の賛成となりました。
(日本の株主総会は普通90%以上の信任になります)

この理由の一に有るのが配当性向です。
配当性向というのは会社の利益のうち何%が株主に支払われているかの指標です。

ちなみにキーエンスの配当性向は10.7%であり、日本の会社の平均はおおよそ30%です。
(アメリカでは平均が40%くらいで中には100%を超える会社もあります)

出典:https://kabuyoho.ifis.co.jp/index.php?action=tp1&sa=report_zim&bcode=6861

 

キーエンスの配当性向が平均の30%になるということは、
株主の収入が3倍になるということを意味します。

それ以上に、キーエンスという会社は、先にも申し上げたように、
営業利益率も50%を超える超高収益企業ですから、
更に配当性向を上げたところで財務的には問題ありません。

よって、株主の収入は5倍になったっておかしくないのです。

こうやって聞くと、この記事の内容が分かるのでは無いでしょうか?

ちなみに私はキーエンスに投資することはありません。
理由は以下です。

・平均年収が高すぎる
株主にほとんど還元しない割には社員の平均年収が1000万円台後半と
私達からするととんでもない高給取りです。

・株価が高すぎる
9/11現在で64,720円、最低代金で6,472,000円もします。
これは私達のような個人株主を軽視しているとしか言えません。
貧乏人に会社の口出しはさせないと言わんばかりです。

・労働時間が長すぎる
9:45が定時とふざけて言っているくらいです。
昨今の働き方改革で一人あたりの労働時間を削る場合、
その分人を雇う必要がありますので、利益を圧迫するでしょう。
このような日本的な働き方はそう何年も持たない可能性があります。

上記の通りキーエンスは働いている人にとっては
給料も高いし、残業代もでるしとても良い会社でしょう。

しかし、中で働いている人にとって良い会社と、
外から見て良い会社は違うのです。

実は、みなさんが働いている会社が労働時間が長くて、
残業代を支払わないブラック企業だったとしても、
その利益が投資家に回り、実は投資家にとってオイシイ会社かもしれません。

見方が違うとわからないものですね。

今日はそんなカンジです。

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