株主優待をアテにして投資することの愚かさ

投資手法
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結論を言っちゃうと、株主優待銘柄を買うのってリスクだよって話を今からします。

日本ギア工業という銘柄をご存知でしょうか?
6月13日に東証一部へ昇格を発表し、
一時は500円を付けた株価が現在は426円まで下落しています。

元々同社は経営数字が悪くもなければ良くもありませんでした。
(あくまで私目線で)

そんな同社の株価が500円近くに達したのは東証一部上場という昇格があったからです。
東証一部に昇格すると、日経平均に連動するインデックスファンドや、投信からの買いが入るため、
大方の投資家は、インデックスファンドの買いが入る前にこの銘柄を手にしようと、先行で買いを入れます。

これが、東証一部上場の力です。

では、東証一部上場を果たし、順風満帆な銘柄の株価が下落した要因は何だったのでしょうか?
それはズバリ、株主優待の廃止があったからです。

元々同社は200株持っている株主に1000円のQUOカードを配布していました。
200株以上持つ株主への不公平感を解消するためにこの優待を廃止したのです。
(1000株持っていても1000円分のQUOカードしかもらえませんしね)

おかげで、同社の株は50円以上の大暴落です。
1000円のQUOカード目当ての投資家は50円×200株=1万円以上の損失を被ったのでした。

これは私の個人的な予想ですが、
同社は東証一部に上場するため、株主数を稼ぎたかった。

手っ取り早く優待を付け、少数株主を増やした。

株主名簿の管理が大変なので優待を廃止し、少数株主を切った。

大方こんなところです。
不公平感の解消は言い訳でしょう。
だって、本当にそう思っていたらそもそも優待なんか作らず配当金を出しますから。

私が投資先を決める際に配当金が増加傾向であるかを確認しています。
それは裏を返すと「この会社は株主を大切にしているか」を確認するということです。

その証拠に同社の配当金はここ10年は6~4円を行ったり来たり…
最近に至っては4円まで下がっています。

やる気あるのか?と聞きたくなるような体たらくです。

みなさんも、銘柄を選ぶ際は株主を大切にする会社かよく確かめてください。
株主優待は必ずしも株主ファーストではありませんので。

今日はそんなカンジです。

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